■愛のフルコース/ステファニー・ハワード

今回はハーレクインからステファニー・ハワード原作の『
愛のフルコース』。女性向けコミックとしてはセクシー風味が薄めなハーレクイン、予定調和的な愛の結末=ハッピーエンドがデフォというかテンプレというか、管理人の知人女性(30代)曰く「少女漫画」だそう。(笑)
ま、そこまで言い切れるもんじゃあありませんが、少女漫画的と言われればまぁ、確かに。ヤングレディースコミックとも通じるマジメさがポイントなので、エッチなラブシーン狙いなら期待はずれ。一方、ヒロインの輝く姿が好きなかたには『愛ののフルコース』、結構オススメです。
「漫画・愛のフルコース」はステファニー・ハワード原作のストーリーを、高山繭(たかやままゆ)さんの作画でコミカライズした作品です。高山繭さんの画風って、ちょっと大人っぽくて、かつ清楚、白人女性がきちんと白人女性に見えるところ、ハーレクインによく似合って好感です。
ちなみに今回のハーレクインコミック、ヒロインのお相手男性は…
億万長者です!!
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あれこれあって、事業をたたむことになったヒロインのジゼル。恋人は寝取られ、事業は人手不足で頓挫。手元に残るは借金だけ。
そして傷ついた心を抱えて顧客に頭を下げる毎日…
普通なら当分立ち直れないけど、ジゼルの出向いた最後のクライアントは彼女の事情などお構いなしに厳しい態度。オーダーの完遂を強く求め、炊きつけられたジゼルは「やる気」に火がついて!
行き倒れ寸前の精神状態でも、心が折れたままにならない鼻っ柱はアングロサクソンの女性らしくてステキ。明るくて前向きで一生懸命、こういうのって良いわー。
なんか勇気づけられるよね。
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■愛のフルコース・あらすじ

ジゼル・コープランドはどん底にいた。
親友・ジョアンと立ち上げたケータリング会社は今彼女の手から零れ落ちつつあった。
しかも恋人は当のジョアンに奪われて。
ダブルパンチに沈没寸前のジゼル・・・・

心の傷だけでなく借金まで抱えこんでしまった彼女。
夢に描いた”夢のキッチン”は今、夢のようにはかなく消えゆくばかりだった。
しかたなく予約客にオーダーを完了できない謝罪をして回るジゼル。
最後に残ったのは連絡のとれない一人の顧客。
しかたなくキャンセルと謝罪のため直接でむくジゼルだったが…

ところがこの男、なんと大富豪!
あきれるほどの豪邸を前に呆然と立ち尽くすジゼル。
応接室に通された彼女の前に立つのは、以外にも若い異国の男・ファイーズ。

用件を切り出すジゼルに、ファイーズの口から出るのは情け容赦なしの辛辣(しんらつ)な言葉!
「よかったじゃないか!経営者は一人の方がうまくゆく。」

そしてあくまでもの契約完遂を求め、ジゼルのプライベートまで的確に言い当てられ…
泣きだしたジゼル相手でも、ファイーズはさらに容赦ない。
結局彼の言葉に言いくるめられ、オーダーは続行することに。
やけくそ気味でもモチベーションUP!
最難関の仕事に敢然と挑むジゼル!!

かくして、全力で取り組んだ渾身の最高級ディナー・愛のフルコース終わった。
そして、燃え尽き状態の彼女に、ファイーズからある提案が…
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■愛のフルコース/概要
コミックタイトル:愛のフルコース
作画:高山繭(たかやままゆ)
原作:
ステファニー・ハワード
カテゴリー:ロマンス/ラブストーリー/ハーレクイン/恋愛
出版社:ハーレクイン
レーベル,シリーズ:ハーレクイン
対応端末:Androidスマホ/Androidタブレット/iPhone/iPad/Windows-PC/Mac-PC
既刊単行本:~第1巻(1巻完結)
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